SommeTimes’ Académie <25>(ワイン概論21:白ワイン醸造4)

一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的な白ワインの醸造フローを学んでいきます。


なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的ですが、SommeTimes’ Academieでは、すでに世界の共通語としてフランス語からの置き換えが進んでいる英語にて表記し、英語が一般的で無いものに限り、フランス語で表記します。また、醸造の様々な工程に関しては、醸造家ごとに異なる意見が散見されます。本シリーズに関しては、あくまでも「一般論の範疇」とご理解ください。

試験後に忘れてしまった知識に意味はありません。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。そういった単語をただの「記号」として覚えることにも、意味はありません。その単語が「何を意味するのか」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。SommeTimes Académieでは、ワインプロフェッショナル、ワイン愛好家として「リアル」に必要な情報をしっかりと補足しながら進めていきます。試験に受かることだけが目的ではない方、試験合格後の自己研鑽を望む方に向けた内容となります。SommeTimes’ Viewをしっかりと読み込みながら進めてください

シュール・リー(Sur Lie)

主発酵(場合によってはMLF)終了後に澱引きを行わず、ワインを澱に接触させたまま熟成させる手法がシュール・リーです。長期間のシュール・リーは、ワインにアミノ酸を多く含ませる効果があるため、最終的には旨味が増えつつ、より豊かなテクスチャーを実現できます。世界的にこの製法で最も広く知られているのは、フランス・ロワール地方のミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ。ムロンという非常にフラットな特性をもつ品種に、膨らみをもたらす役割を果たしてきました。日本では、甲州で多く用いられる手法となっています。

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