ペアリングのパーソナライズ <11> 季節感:秋 Part.2
3 分前
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秋を支える
秋を、実りだけではなく、成熟と終わりが同じ時間の中を進んでいく季節として捉えるなら、ワインにも夏とは違う役割が求められる。
真夏には、流れを止めないことが重要だった。
熱や重さを溜めず、前へ前へと進ませる。
ところが秋になると、その速度を少し落としてもよくなる。
食材には旨みが増し、脂が乗り、火を入れる時間も長くなる。
焦げ目や煮込みの香りも、夏より自然に食卓へ馴染んでくる。
ワインもまた、軽やかさだけでそれらに向き合う必要はない。
秋のペアリングでは、まずそこから考えてみたい。
