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再会 <96> 歴史を創った中国ワイン
Ao Yun, Ao Yun 2019. ¥70,000前後 木を見て森を見ず 。 ワインを探究していると、往々にして陥りがちな 罠 である。 「あの国のワインは、イマイチ。」 ワイン識者らしき人が、迷いなくそう語る姿を目にしたことがある人は多いだろう。 しかし、 そのような見解は、ほとんど間違っている 。 低レベルなワインというものは、どの国にも等しく存在している。 ワイン大国と呼ばれるような、 フランス、イタリアといった国々も例外では無い。

梁 世柱
2025年12月23日


Not a wine review <6>
珍酒、奇酒の類は大好物だ。 日常的に、ワインという、ある意味では世界で最も「常識的」なアルコール飲料と関わっていると、その対極とすら言える存在に、どうも強く惹かれてしまう。 これもまた、ある種の「無いものねだり」なのだろう。 世界各国の珍しい酒と出会うたびに、心が躍る。 その酒が、どのような「変わった」味わいであったとしても、だ。 さて、今回出会った珍酒は、そのインパクトも強烈。 中国山東省青島で造られる、 即墨(ジーモー)老酒 である。

梁 世柱
2025年12月20日


出会い <92> 中国ワインの巨星
Dan Sheng Di, Célèbre Red 2018. もう、6~7年前だろうか。私が初めて最高峰の 中国ワイン をテイスティングしたとき、少なからずショックを受けた。 今ではすっかり日本国内でも知名度が上がった Ao Yun は、日本で造られる同形品種のワインが(品質的に)到達することが極めて難しい領域にすでにいると、認めざるを得なかった。 もちろん、 品質だけがワインの全てではない。 その国、その産地だからこそ成し得た個性には、素晴らしい価値が宿る。 ただし、ワインをそのような価値観でもって受け止めることができる人は、国産バイアスが強烈にかかる初心者か、あらゆる国々のワインを飲み重ねてきた、歴戦の玄人くらいなものだ。

梁 世柱
2025年10月28日
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