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SommeTimes’ Académie <66>(フランス・ロワール地方:Anjou & Saumur地区)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は フランス・ロワール地方 について学んでいきます。 フランスの銘醸地産ワインが高騰するなか、日常に寄り添うフランチ・ワインの産地として、ロワール地方の価値は一層高まっています。 ロワール地方シリーズ第6回は、 「Anjou & Saumur地区」 からカベルネ・フランの主要産地を学んでいきます。 ボルドーよりも寒いロワールの地に、なぜカベルネ・フランが根付いたのかは、明確になっていない部分が多く残されています。可能性として挙げられるのは、カベルネ・フラン特有の 寒気耐性の高さ ですが、温暖化の影響が顕著になる前まで、ロワール渓谷で栽培されたカベルネ・フランの潜在アルコール濃度は、10~11%程度の熟度だったとされています。このことからも、ロワール渓谷におけるかつてのカベルネ・フランは、相当程度 「補糖」とのセット で成立していたことも見えてきます。 フルボディのワインが強く求められた時代背景

梁 世柱
2024年8月23日


カベルネ・フランが好き
大阪心斎橋の名店「Le Chat Noir」でオーナーソムリエを務める岡城ソムリエは、クラシックからナチュラルまで幅広い知見の深さと、柔らかい語り口が魅力の名ソムリエです。今回は、クラシックとナチュラルの境界線にいるような、ロワールの偉大なワインに関するコラムです。...

SommeTimes特別寄稿
2021年12月9日


誰も知らない偉大な産地<NY前編>(無料公開)
大都会のハイセンスが反映されたスタイリッシュなワイン。世界最大の大都市であるニューヨーク市を有するニューヨーク州のワインと聞けば、随分とバイアスのかかったイメージが先行するだろう。マンハッタンを悠々と闊歩する成功者たちが、昼間にテラス席で優雅に楽しむワイン。そんな光景すら、...

梁 世柱
2020年12月1日
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