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Wine Memo <24>
Nyetimber, Cuvée Chérie Demi-Sec NV. 高品質かつテロワールに正直なワインでさえあれば、基本的には「なんでもあり」な私だが、それでも販売に四苦八苦するタイプのワインというのは僅かに存在する。 中でも特に、 Demi-Secタイプのスパークリング がそうだ。 もはや本家本元と言える Champagne ですら、 Demi-Secが絶滅危惧種と化しつつある ほど、生産量が減っているのには、 ちゃんと理由 があると思う。 端的に言うと、 時代に合わない 、のだ。 甘さを残したワインの販売難には、ドイツ、ソーテルヌ、トカイですら匙を投げはじめているのだから、 辛口な味わいを求める大衆の「集の力」はそれだけ大きい と言うこと。

梁 世柱
2024年4月26日


躍動するブリット・フィズ -Gusbourneの挑戦-
イングランドは、オールド・ワールドか、ニュー・ワールドか。 もし一般的な「 大航海時代より前に 」という法則を当てはめるなら、 11世紀 には南イングランドでワイン造りが行われていた記録が残っている(*1)ため、れっきとした オールド・ワールドに該当 する。しかし、...

梁 世柱
2023年5月12日


【スティーヴン・スパリュア (1941-2021)】
2021年3月9日、レジェンドが旅立った。ワイン業界はまたひとり、偉大な人物を失った。 私は、彼此20数年になるワインキャリアの中で、多くのご縁に恵まれて現在に至るわけだが、中でも「大物」と呼べる人物がスティーヴン・スパリュア氏であった。...

高橋 佳子
2021年6月29日


最も新しいニュー・ワールド生産国⁉️ イギリス 「ガズボーン」
今年の桜は平年より2週間近くも早く咲きました。4月上旬の今日は、まるで5月の陽気。空気も乾いて、キリッと冷えたスパークリング日和です。スパークリングワインの需要はますます増えそうだし、イングリッシュ・スパークリングがより多くの方に飲んでいただけるチャンスと期待に胸膨らみます...

SommeTimes特別寄稿
2021年4月30日
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