San Giusto a Rentennano, Chianti Classico “Riserva le Baroncole” 2017. ¥5,600 イタリア・トスカーナ州のキアンティは、世界で最も名の知れた赤ワインの一つ。主要品種であるサンジョヴェーゼも、イタリア屈指の高貴品種です。 それなのに、キアンティには非常に安価なワインがたくさんあります。理由はシンプル。大量生産されているからです。キアンティ全体の平均的な生産量は年産1億本前後となっています。実はキアンティを名乗ることができるエリアは、異常なほど広く、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノやヴィノ・ノーヴィレ・ディ・モンテプルチャーノといったトスカーナ州にある他の銘醸地すらもその範囲内に入ってしまっています。「他者の名声にあやかる」というイタリア人の悪い癖が最大限に発揮されてしまっているのはとても残念ですが、相対的にその価値が高まったエリアがあります。 キアンティ・クラシコのエリアです。 第6代トスカーナ大公「コジモ三世・デ・メディチ」が1716年に定めたワイン産地の境界線は、ワインの