再会 <110> 褪せない輝き
- 8月8日
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Elio Altare, Langhe Arborina 2005.
10年以上の時を経て、久しぶりに再会したワインは、以前とは違う顔をしている。
いつまでも変わらない若々しさ、なんてものを求める方が、冷静に考えればどうかしている。
ワインはボトルの中で年を取る。
こちらも、その間に少々年を取る。
味覚は変わり、時に衰え、興味の居所が変わることもある。
かつて心を奪われた輝きが、再会の瞬間にそのまま残っているなんて期待は、やめておいた方がいい。
それでも、ときどき不思議なことが起きる。
少し峠を過ぎていてもなお、褪せない輝き。
そんな矛盾に、出会うことはある。



