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梁 世柱
2024年11月23日
Wine Memo <30>
Tsukuba Winery, Twin Peaks Marselan 2022. ¥4,900 温暖化 を見据えて、 ボルドー を名乗れる品種として新たに認可された6種の葡萄。 黒葡萄は、マルスラン、トゥリガ・ナシオナル、カステット、アリナルノア。...
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梁 世柱
2024年9月6日
Wine Memo <28>
金井醸造場, Vino da Manriki+Tenjin 朝焼2020. 今から 約12年前 、私がまだNYにいた頃の話だが、当時は現在でいう 「オレンジワイン」 の解釈がまだまだ固まっていなかった。 オレンジワインという言葉自体は徐々に浸透してきていたものの、その時...
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梁 世柱
2024年8月18日
再会 <66> 北海道生まれ、最高のVin de Soif
Domaine Ichi, op.10 Petillant Naturel Rosé 2023. Vin de Soif(ヴァン・ド・ソワフ) という言葉に明確な定義があるわけでないが、一般的には、 フレッシュかつフルーティーで、アルコール濃度が低く、極めてドリンカビリ...
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梁 世柱
2024年5月26日
再会 <61> ネクスト・ステージ
Botanical Life, vin-shu plus rouge 1 ~terra~ 2022. ¥3,800 良いところも、そうとは言い切れないところも含めて、ワインに対して全面的に正直であることは、私がジャーナリストとして何よりも大切にしているポリシーだ。...
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梁 世柱
2024年4月21日
再会 <59> どこまでも心地よい北海道ピノ
10R winery, 上幌ワイン “風” 2022. 好適品種がどうかの判断はとても難しい。 数値的に何か明確な指標があるわけでもないので、「葡萄がちゃんと熟す」という基準そのものが、実に曖昧なのだ。 私自身がその判断を行う際は、以下の4要素を基本的な考慮対象としている。...
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梁 世柱
2024年4月4日
Wine Memo <22>
安心院ワイン, 小公子 2021. ¥3,920 同じ言葉と文化を話す同朋として、もちろん日本ワインの発展を心から願っている。 しかし、その想いと、ワインに対する評価は明確に切り離すべきだと私は思う。 少なくとも、私のようなプロフェッショナル側の立場であれば。...
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梁 世柱
2023年10月15日
再会 <47> 魂に染みるワイン
Beau Paysage “Kurahara le bois” 2014. 正直に言おう。 私がSommeTimesで「再会」のシリーズを書き始めてから、このワインをテーマとする機会は幾度となくあった。 それでも第47回目の投稿まで時間がかかったのは、単純に気乗りがしなかっ...
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梁 世柱
2023年8月10日
Wine Memo <10>
Ito Farm, Hanamusubi Petillant 2022. 私は物持ちがかなり良い方だ。 特に、家具や家電を壊れてもいないのに買い替えることには、かなり抵抗がある。 日本に戻ってきてから10年が過ぎたが、今ある家具や家電のほとんどが、一度も買い替えられることな...
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梁 世柱
2023年7月11日
Wine Memo <9>
domaine tetta, Bonbons Colorés 2021. その個性は、消すべきか、活かすべきか。 個性を研ぎ澄ました先にあるオリジナリティか、平均化の成れの果てとしての999/1000か。 人間社会に当てはめると、実にリアルな問題として浮かび上がってくるこの...
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梁 世柱
2023年6月21日
Wine Memo <8>
Fermier, Kerner 2022. 私がNYでソムリエ修行を始めて間もない頃は、とにかく手探りで勉強をしていた。 元々は必要に駆られてのことだったが、幼少からの「ハマり症」が功を奏したのか、分厚いワイン教本を読み漁る日々は苦痛ではなく、むしろこの上なく私の知識欲を満...
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梁 世柱
2023年6月9日
Wine Memo <7>
Cantina Riezo, Nerello Mascalese Bianco 2022. 出会い <26> 脱フレンチコンプレックスでも紹介した、長野県高山村にあるCantina Riezo。 湯本ご夫妻のイタリア好きが高じて、以前紹介したアリアニコなど、絶妙にマニア心を...
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梁 世柱
2023年5月26日
Wine Memo <6>
Grain-mur, Brise d’été 風薫る 2022. 日本ワイン、特に長野県や北海道のワインを飲む時に、単純な銘柄や味わいとは別のちょっとした楽しみがある。 その楽しみとは、裏ラベルに小さく書かれた「製造者」の欄にある。...
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梁 世柱
2023年5月21日
出会い <37> 日本らしさ、長野らしさ
Vino della Gatta SAKAKI, 赤獅子 2022. ¥4,200 日本でのワイン造りが、猛スピードで広がっていることをご存知の方も多いだろう。 特に、長野県と北海道では、毎年のように新しい造り手が数多くデビューしているため、追いかけ続けるのも大変だ。...
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梁 世柱
2023年5月7日
出会い <36> 食用葡萄の地酒
Rita Farm & Winery, 花火 田舎式スパークリング ニューマスカット. ¥2,500 日本酒を学び始めて間もない頃、どうしても好きになれなかった酒があった。 コシヒカリで造った純米酒だ。 ご存じの方も多いとは思うが、一般的に日本酒は酒造好適米という特殊な米か...
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梁 世柱
2023年4月20日
Wine Memo <3>
Kondo Vineyard, Nakai Mülleワ 2022. ¥2,500 北海道。 山梨県、長野県と並んで、ワイン産地として広く認識されている、数少ない場所の一つだろう。 最近では、特にピノ・ノワール(余市産など)が注目を浴びていて、その品質もかなりのものだが、そ...
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梁 世柱
2022年12月11日
出会い <26> 脱フレンチコンプレックス
Cantina Riezo, Ciao Ciao Rosso “Aglianico” 2020. ¥2,600 長い間、不思議に思ってきたことがある。 19世紀後半、ヨーロッパ全土がフィロキセラ禍に襲われた際に、失職したフランス人ワインメーカーの多くがニューワールドへと進...
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梁 世柱
2022年10月1日
日本ワインペアリング <7> 山幸
本シリーズの第一回で書いた通り、文化としてワインが根付いていない日本では、地の食である日本料理と、日本で造られたワインの間に、特別な関係性は極めて生じにくいと言えます。 ペアリングの真髄にとって重要なのは、冷静さであり、素直さです。...
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SommeTimes特別寄稿
2022年9月22日
98の勇気
まるでそこは、忘れ去られたかのような小さな集落が甦る、山梨県甲州市、塩山の福生里(ふくおり)。 塩山の美しく古い街並みの中には古寺も多く、武田信玄公の菩提寺 乾徳山恵林寺もある。一面に広がる葡萄畑や、多くのワイナリーが点在する同じ甲州市の勝沼近辺からは少し外れた、言わば山奥...
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梁 世柱
2022年9月18日
出会い <20> 葡萄品種を気にしない、という自由
Gió Hills, thoải mái Blanc 2021. ¥2,700 長野県・千曲川ワインヴァレー特集の第2章でも触れたが、2022年現在、ワインを品種名で売らないといけない時代が終焉へと向かっている。 ヨーロッパ伝統国の複雑な原産地呼称制度を覚えなければ、何もワ...
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梁 世柱
2022年9月10日
日本ワインペアリング <6> 小公子
本シリーズの第一回で書いた通り、文化としてワインが根付いていない日本では、地の食である日本料理と、日本で造られたワインの間に、特別な関係性は極めて生じにくいと言えます。 ペアリングの真髄にとって重要なのは、冷静さであり、素直さです。...
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