top of page
検索


再会 <64> 飲み頃観測の難しさ
Rall, AVA Syrah 2020. ¥11,800 ワインの飲み頃予測に、完璧な方程式は無い。 産地(もしくは特定の葡萄畑)と葡萄品種だけで予測が成り立つなら簡単だが、実際にはヴィンテージ、造り手の特徴(特に収穫時期と醸造関連)、輸送環境、管理状況などの様々...
梁 世柱
2024年7月7日
閲覧数:58回


革命の狼煙 <Montepulciano特集 2024年版>
モンテプルチアーノ を訪れる度に、私はなんとも言えない複雑な感情を抱いてきた。 Vino Nobile di Montepulciano という歴史的大銘醸が、品質において Chianti ClassicoやBrunello di Montalcino...
梁 世柱
2024年3月30日
閲覧数:164回


再会 <55> 微笑んでしまうワイン
A.A.Badenhorst, Kalmoesfontein White Blend 2021. ¥6,800 思い出が甦ってきてついつい笑ってしまう、そんなワインがある。 ワイン産地では、大なり小なり楽しい思い出はあるものだが、大抵の場合、適度に緩く、明るい国民性...
梁 世柱
2024年2月26日
閲覧数:88回


再会 <53> 聖地をも超える特異
Sadie Family Wines, Mev. Kirsten 2021. ¥22,000 大航海時代以降、ヨーロッパワインの歴史を彩ってきた ヴィティス・ヴィニフェラ種 は、世界各地へと旅立っていった。 16世紀半ば に、 アメリカ大陸 へと リスタン・プリエト...
梁 世柱
2024年1月28日
閲覧数:71回


Wine Memo <14>
Holism, Garnacha 2021. ¥4,800 昨年南アフリカを訪問した時に得た知見は、3ヶ月に渡って大ヴォリュームでお届けした 南アフリカ特集記事 でレポートしたが、実は 大きな心残り が一つあった。 巨大なテイスティング会場では、毎日特定の品種にターゲットを...
梁 世柱
2023年11月10日
閲覧数:63回


再会 <44> 地球の裏側で再会 Part.2
Olifantsberg, Grenache Blanc 2021. ¥4300 日本に輸入されているワインの種類(量ではない)は、世界でも間違いなくトップクラス。銘柄数に関する統計が見当たらないので正確なことはわからないが、もしかしたら世界一の可能性すらある。...
梁 世柱
2023年8月27日
閲覧数:62回


別色の未来 <南アフリカ特集:最終章>
南アフリカを訪れる前は、まだ疑問が残っていた。 瞬く間に成長してきた南アフリカは、すでにアメリカ合衆国、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチンといったニューワールド先進国と、肩を並べる存在になっているのか。その立ち位置に相応しいワイン産出国としての総合力をすで...
梁 世柱
2023年1月28日
閲覧数:179回


未来からの預かりもの <南アフリカ特集:第4章>
南アフリカ滞在中、一人の見知らぬ若い女性から、苦言を受けた。
梁 世柱
2023年1月15日
閲覧数:295回


南アフリカの冷涼気候産地 <後編>
前編 に続き、後編でも昨年11月28日に開催された、オンラインセミナー 【 キャシー・ヴァン・ジルMWと巡る壮大な南アフリカワインの世界 Episode.2~冷涼気候産地~ 】の内容をレポートしていく。 前編では、南アフリカの冷涼気候を形成する決定的な要素である「 標高...
梁 世柱
2023年1月7日
閲覧数:195回


共に歩み、共に得る <南アフリカ特集:第3.5章>
一人で叶えられることは、とても限られている。 人がどれだけ孤独という人生のスパイスを好んだとしても、真の孤独が奇跡的な確率でのみ生みだすことができるのは、永遠に語り継がれる様な至極の芸術作品しか無い。 人はその真理を理解しているからこそ、手を取り合う。...
梁 世柱
2022年12月22日
閲覧数:255回


古きものが、未来を照らす <南アフリカ特集:第3.0章>
私の祖母は、他国間の戦場と化し、唐突に、強引に分断された国から、命懸けで脱出した。そして、祖母が負ったリスクのずっと先に、私という存在がいる。 祖母の歩んだ激動の人生は、そのまま私の人生観、そして価値観の土台となった。 今は過去の先にあり、未来は過去と今の先にある。...
梁 世柱
2022年12月15日
閲覧数:330回


南アフリカの冷涼気候産地 <前編>
11月28日、南アフリカワイン協会(Wines of South Africa : WOSA )が、オンラインワインスクール大手 Vinoteras との共催で、 【 キャシー・ヴァン・ジルMWと巡る壮大な南アフリカワインの世界 Episode.2~冷涼気候産地~...
梁 世柱
2022年12月10日
閲覧数:300回


呼応するニュー・ワールド <南アフリカ特集:第2章>
集合意識 というのは、非常に興味深い概念だ。直接的なコミュニケーションをとっているわけでも無いのに、何かしらのミディアムを通じて、度々 全世界を包み込むようなイデオロギーの変化 が生じる。 人種差別、性差別、人権侵害、軍事的侵略行為への反対といった人そのものの在り方に関わる...
梁 世柱
2022年11月30日
閲覧数:315回


出会い <25> 世界一のサンソー
Leeu Passant, Old Vines L ö tter Cinsault 2018. (国内輸入無し) 南アフリカで様々なエリア、様々な葡萄品種のワインをテイスティングする中で、度々唸らされたのは、やはり Leeu Passant だった。...
梁 世柱
2022年11月27日
閲覧数:298回


Black and White <南アフリカ特集:序章>
30時間の長旅を終え、私は地球の真裏へと降り立った。ため息のような深い呼吸をすると、乾燥した心地良い空気に、知らない香りが混ざり込む。深緑色の野草。紅色の花。未知の風景に沸き立つ感情が、体の節々を駆け回る鈍い痛みを優しく包み込んだのも束の間、だんだんと私の心は灰色に濁り始め...
梁 世柱
2022年11月12日
閲覧数:693回


出会い <23> 140年後の奇跡
Alheit Vineyards, Lost and Found 2019. あのタイプの産地に行ったのは久しぶりだった。 真っ直ぐに伸びる道の左右に、遠くの小山にぶつかるまで広がる平坦な葡萄畑。 レッドブルでも飲んだかのように、異様に元気な葡萄樹。...
梁 世柱
2022年10月28日
閲覧数:143回


出会い <22> 極甘口ワインの聖地、南アフリカ
Savage, Not tonight Josephine 2020. ¥6,000(375ml) 南アフリカでの旅では、数多くの古いヴィンテージをテイスティングする機会に恵まれた。歴史を少しずつ紐解いていくような体験は何者にも代え難かったが、一貫して納得せざるを得ないこと...
梁 世柱
2022年10月16日
閲覧数:141回


再会 <22> 地球の裏側で再会
Capensis, “Fijnbosch 2019”. ¥27,000(国内予想価格) 3年に一度、南アフリカのケープワインで開催される巨大な南アフリカワイン展示会 「Cape Wine」 。 前回は2018年に開催されたが、新型コロナ禍の影響により延期となり、2022年1...
梁 世柱
2022年10月10日
閲覧数:102回


南アフリカのパイオニアたち <後編>
前編ではクライン・コンスタンシアを中心にレポートしたが、ワイン産地としての豊かな歴史を誇る南アフリカには、まだまだパイオニアたちがいる。 確かにクライン・コンスタンシアは象徴的な存在ではあるが、それだけでは決して全容は見えない。多様なアイデンティティとスタイルが混在する在り...
梁 世柱
2022年5月18日
閲覧数:212回


南アフリカのパイオニアたち <前編>
4月25日、南アフリカワイン協会(Wines of South Africa : WOSA)が、オンラインワインスクール大手Vinoterasとの共催で、【キャシー・ヴァン・ジルMWと巡る壮大な南アフリカワインの世界 Episode.1~先駆者たち~】と題したオンラインセミ...
梁 世柱
2022年4月26日
閲覧数:332回
bottom of page